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松崎いたる・板橋区@itallmatuzaki
『日本共産党の百年』を読み始めてまず驚いたのは、１９３３年のいわゆる「共産党リンチ致死事件」で「スパイの一人」とされた小畑達夫氏の死因が「急性の心臓死」（『八十年』史・右）から「心臓発作」に変更されたこと。これまでの党史では「心臓発作」と書かれたことはなかった。

裁判に提出された「鑑定書」にも、監禁致死罪に問われた宮本顕治氏の反論にも「心臓発作」は出てこない。日本共産党中央委員会は小畑氏の死因が「心臓発作」と断定できる資料があるなら、ぜひ公開してほしい。

私は昨年出版した『日本共産党　暗黒の百年史』の中で死因について「エコノミークラス症候群」の可能性があることを指摘した。これは宮本顕治氏らが小畑氏を長時間、針金等で手足を拘束し、押し入れに閉じ込めていた状況から導いた推測だが、死因の解明は宮本氏の供述の真偽を判定する上でも重要だ。

「心臓発作」とは「心臓の病気が発症した」という意味もないわけではないが、一般的には狭心症や急性心筋梗塞、または不整脈による心停止等を指すことが多い。少なくとも読者はそう考えるだろう。しかし、検視の結果は心臓発作を起こした痕跡は存在しなかった。この点では歴史の偽造である。


赤旗電子版とろうぜ@akasakadai6cho
故宮本顕治氏が仮にリンチ殺人をしていたのが真実としましょう？
だったらどうなの？
戦争に出征して帰ってきた当時の男性は、少なからず戦争で人を殺してるじゃん。
みんな元人殺しなのに、何食わぬ顔で高度成長期にサラリーマンして、サザエさん一家みたいな平和な家庭を築いたのが戦後じゃないの？




関連
宮本顕治
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E6%9C%AC%E9%A1%95%E6%B2%BB
スパイ査問事件
1933年（昭和8年）12月26日、街頭連絡中に逮捕されるが、警察・予審の取調べには黙秘を貫いた。その間に、逮捕されたほかの人間への取調べから警察が突き止めたアジトが捜索され、床下より小畑達夫の死体が発見された。宮本らに「査問」の最中に暴行を受けた末に外傷性ショックで死亡したと、裁判で認定された。これがいわゆる日本共産党スパイ査問事件である。宮本は治安維持法違反だけでなく、この事件の加害者としても裁判で裁かれることになる[3][4]。